Japanese Translation of EVOLUTION NEWS & SCIENCE TODAY

https://evolutionnews.org/ の記事を日本語に翻訳します。

進化論にとって「衝撃的」な12個の発見

This is the Japanese translation of this site.

 

エリック・H・アンダーソン
2022/11/5 14:36

 

プレゼンの準備をしているある通信員から、「あなたから見てデザイン推論にさらなる支持を与えるような、遺伝学やエピジェネティクスについての最近の注目すべき、あるいは衝撃的とさえ思える発見についてのご意見を数行いただけませんか。(「ジャンクDNA」説を破棄させたかに思えるENCODEの有名な研究以外で)」と尋ねられました。

 

「最近の衝撃的な発見」?いい質問です。

インテリジェントデザインにとってはそれほど驚くことではない

注意点を2つ添えつつ、過去15年ほどの発見からいくつかを共有しましょう。第一の注意点は、多くの発見は時間をかけてゆっくりとやってくるということです。それで、恐らく下記のあるものについては、15年前よりももっと前からの証拠を挙げることができますが、その証拠がより明白になり、より広く認められるようになったのはそれ以降だと私は論じるつもりです。第二の注意点は、ある発見が進化論的な観点からは驚くべき、あるいは「衝撃的」であっても、インテリジェントデザインの観点からは必ずしもそうではないということです。

 

というわけで、これらの注意点を踏まえつつ。

以下の12個ですが、もっとたくさんありそうです

  1. フレームシフトエンコーディングへの理解の増進。
  2. 双方向エンコーディングへの理解の増進。
  3. ある「中立的」突然変異が実際には中立的でないかもしれないという早期証拠。
  4. 細胞内の過程におけるRNAの大規模かつ広範な役割。はい、これはENCODEと関連していますが、特定のRNAの機能的役割に関する実験的証拠が急速に増えているため、それ自体で言及する価値があります。
  5. ジョー・デューイーズが研究しているトポイソメラーゼの決定的な役割のような、DNAの定期的な保守と管理の必要性。以下の『Discovery Institute』の最近のアニメーションをご覧ください。ところで、もしあなたが聴衆にこのことを話すなら、2本鎖のより糸でスーパーコイル問題を示すのが素晴らしい実物教授になります。個人的な経験からは、事前に家で練習しておくことをお勧めします。しかし、一旦身につければ、それは素晴らしい視覚教材となり、非常に印象的です。

  6. 代替遺伝暗号のリストの増大。
  7. 進化的な予測とは正反対に、データベース内のゲノムの数が増えるにつれて、系統特異的遺伝子または分類学的に制限された遺伝子の数が増えていること。あちこちにあるというのではなく、広く行き渡っています。これは、進化論にとって絶対的に重大な問題です。
  8. 多くの機能的役割が、不適切に名付けられた「偽遺伝子」として識別されていること。これは、最も声高に宣言される盲目的無方向性進化の証拠の一つに反するものです。
  9. いくつかのいわゆる「内在性レトロウイルス」についての、機能的役割を示す証拠の増大。今のところ情報は少ないですが、一般的に偽遺伝子やその他の「ジャンクDNA」の主張と同じ方向へ向かう傾向にあるようです。
  10. 最も声高に喧伝されている進化の例の幾つかが、実際には分解的であるという、遺伝子に基づいた明確な証拠。マイケル・ベーエの仕事はもちろん、スコット・ミニッチの研究室での仕事や、レンスキーの長期進化実験の分析もあります。この重要性はいくら強調してもし過ぎることはありません。これは、進化が達成できるはずとされている考えや推測、誤魔化すような主張とは対照的に、実際の実験データがある数少ない分野の一つなのです。そして、その証拠は極めて明確です。
  11. 分類学的に制限された遺伝子に関連しますが、これはそれ自体で言及する必要があります。すなわち、比較ゲノム研究の壮大な希望は、進化の真の歴史を示す首尾一貫した系統樹を生み出すことでした。まさに、逆のことが起こってしまいました。それは、あらゆる局面で矛盾があり、統一された進化の歴史に近づくものさえない、絶対的な混乱です。著名な進化論者でさえ、系統樹モデルを完全に放棄し、収斂進化、HGT、まだ発見されていない何らかの過程などに希望を託し始めるに至ったほどです。
  12. 直接的にはあまり関係しませんが、おそらく言及する価値がある点です。
    1. タンパク質フォールディングは、単なる自動的なフォールディングではなく、多くの場合、注意深い制御が要求されるという認識の増進。そしてAlphaFoldはこの問題を第一原理から「解決」したわけではありません。数週間前のポール・ネルソンの『Evolution News』の記事をご覧ください。また、ポッドキャストでの私とポールの議論をお聞きください
    2. タンパク質の希少性、そして探索空間における孤立領域という考えへの支持の増進。これはまさにデザインされたシステムで見られることであり、進化論が予測することとは正反対です。ダグラス・アックスやブライアン・ミラーの付加的な仕事もご覧ください。

他にも恐らく、今のところ私が忘れているものがあります。