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2023/5/24 16:32
生命の起源についてのツアーとファリーナの討論は、私が期待していた以上の楽しみを提供してくれました。私たちは、ライス大学で開催されたイベントのYouTubeレビューを多数掲載しました。ID関係者からではなく、デイブのひどいパフォーマンスを見て失望し、「うんざり」さえしていた、無神論者や不可知論者を自認する人々からのレビューです。デイブ教授、別名デイブ・ファリーナは、これらのレビューを書いているのは『Discovery Institute』の「仕掛け人」の陰謀だと考えています。彼は自分のYouTubeチャンネルにコメントした人にこのように語りました。
そう、彼らは無神論者のふりをして、『Evolution News』に負け犬のダメージコントロールのブログ記事を書くためのDIの仕掛け人なのだ。もっと騙されにくくなれよ、チャンプ。
なるほど。「いや、もちろんそんなことはない」と言ったところで、ファリーナが私を信じてくれるとは期待できません。YouTubeで任意にコメントした人の身元を突き止めるのは骨が折れます。しかし、この討論のコメントを見返してみると、ほぼ最初に私が目にしたのは、私にとって目新しく、ファリーナを「科学にとっての厄介者」と呼ぶ自称「無宗教」の生化学者のものでした。別の『Discovery Institute』の仕掛け人でしょうか?そんなことはありません。この科学者 ― アラバマ大学バーミングハム校のハビエル・カンポス-ゴメス教授 ― を見つけるのは簡単だったので、私は彼に電子メールを送り、身元の確認と、彼については彼が言ったとおりであることを確認する許可を得ました。
ID支持者ではない
はい、それは彼であり、疑問を持たれた場合に備えて、彼はインテリジェントデザインの支持者ではないと付け加えました。カンポス-ゴメス博士は私にこう書きました。「私が自然と呼ぶものをあなたは神と呼び、あなたがインテリジェントデザインと呼ぶものを私は自然の過程と呼びます」。結構なことです。以下は、YouTubeの討論のページに彼が書いたもの (未編集) です。彼の言葉は雄弁であり、ありのままをを物語っています。膜の合成に必要な遺伝的形質が存在しないのであれば、たとえ魔法で膜を持ち込んだとしても、生命に必要な区画化をどうやって維持できるのでしょうか?
親愛なるツアー博士、この戦いにおいてあなたは一人ではありません。私は無宗教ですが、あなたと全く同じ考えです。私自身、生化学者であり、生命の起源について非常に興味を持ち、情報を持っていますが、世に出ている生命の起源の理論はすべておとぎ話だと常々思っています。生命の複雑さを理解している人なら誰でもこのことを知っています。関連する生体分子の前生物的合成は、それ自体が巨大な問題ではあるとはいえ、まだましな問題です。デイブに、正しいキラリティーで合成済みの、生命を作るのに必要なあらゆる分子を与えて、実験室で生命を創成するスープを作るように求めればいいのです。この闘いに加えられる別の巨大な問題は、生体膜の問題です。世に出ている理論では常に、膜は魔法を使ったかのようにして持ち込まれています。この魔法で加えられた膜は、どのようにしてDNA内で遺伝的にコードされることが可能になったのでしょうか?そしてこのことは、細胞内のほとんどすべてのプロセスに当てはまります。
デイブについてですが、無知な者の常として、自分がいかに無知であるかを認識することができず、そのために自分自身に自信を持ち、あからさまに傲慢に振る舞います。彼らは通常、論理的な論議の代わりに人格攻撃を用います。デイブは科学にとっての厄介者であり、討論の間中ずっと、私は身がすくむ思いでした。彼は宗教的で、「科学的」な正統性の教条的信奉者のように振る舞った一方、あなたは非常に科学的に振る舞いました。あなたには大いに敬意を表します。彼は、自分が得る助成金を科学的真実よりも正当化するためなら何でも、どんなことでもする類の科学者のように私には思えます。残念なことに、私たちにはそういう人が多いのです。
引用ブラフの宣伝屋
そういうことです。現在世に出ている生命の起源の理論は「おとぎ話」です。ファリーナのパフォーマンスは「身がすくむ」に値するものでした。確かにそうでした。たとえ英語が話せなくても、身振りやファリーナとツアーそれぞれの側の話し方から、YouTubeチャンネルと貴重な台本を奪われると、ファリーナが相手に圧倒されたことがわかるでしょう。
ひとつ訂正すると、ファリーナは「科学者」ではなく、単なる引用ブラフの宣伝屋です。(この点を確認するには、ブライアン・ミラーの投稿をご覧ください。) しかし、カンポス-ゴメス教授は関連する専門知識を持つ科学者であり、おとぎ話を見ればそれを見抜く資質を備えています。また、デイブ・ファリーナとは違って紳士でもあります。