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2021/3/30 17:19
スティーブン・メイヤーの新著『Return of the God Hypothesis: Three Scientific Discoveries That Reveal the Mind Behind the Universe』を世に送り出すために、カリフォルニア大学サンディエゴ校の著名な物理学者ブライアン・キーティング氏は、スティーブを自身のポッドキャストに迎え入れました。非常に深遠で、かつ非常に面白い対談です。
私はたまたま、友人の父親の葬儀の行き帰りの車の中で聴きました。人生の始まりと同様に、人生の終わりも究極の問題を熟考する機会であることは言うまでもありません。キーティング教授がメイヤー博士に死について質問する場面があります。インテリジェントデザインの視点では、ビッグバンから人類の誕生までの約130億年以上の過程に目的と意味を見出し、人間 — 私たちの知る限り、宇宙で唯一自分の死を振り返ることができる生物 — を究極のゴールとしています。この本の中でメイヤーは、3つの科学的発見から、人格的な神についての推論を論じています。もし神が創造者であるならば、なぜ神は宇宙が始まった当初の目的を果たすために、あまり面白いことが起こらなかった数十億年もの間、忍耐強く待っていたのだろうか、とキーティングは問いかけます。メイヤーは、若い地球創造論者の友人たちが同じ質問をすることを認めていますが、彼の答えは、創造の活動における神の「贅沢さ」を指摘することです。言い換えると、私の考えでは、なぜ130億年というのでしょうか？と言うのは、なぜ130億年ではだめなのでしょうか？
様々なモデル
キーティングからのもう一つの良い質問に、メイヤーは答えています。現在、様々な宇宙論モデルが提案されています。メイヤーは、これらのモデルはすべて、最終的には神を推論するか、科学的合理性そのものを否定することを要求していると主張しています。それはいいでしょう。しかし、宇宙論は生まれては消え、入れ替わっていることを私たちは知っています。神の仮説を否定するような、まだ知られていない別のモデルが存在しないことをどうやって知ることができるでしょうか？
今すぐ見てください。私が上の写真のブライアン・キーティングに接したのは、これが2回目です。彼はインテリジェントデザインを親しみを持ちつつ批判し、魅力的で、少々謎めいている人物です。冒頭、彼はユダヤ教徒で不可知論者であることを表明していますが、最後にはメシアについての信念を議論しています。非常に面白いことです。
キーティング博士の最新の著書は『Losing the Nobel Prize: A Story of Cosmology, Ambition, and the Perils of Science's Highest Honor (English Edition)』です。
