Japanese Translation of EVOLUTION NEWS & SCIENCE TODAY

https://evolutionnews.org/ の記事を日本語に翻訳します。

神は存在するか?スティーブン・メイヤーと 「新・新無神論者」の議論

This is the Japanese translation of this site.

 

デイヴィッド・クリンホファー

2023/1/10 17:09

 

これはお金を払ってでも見たい対談の一つですが、ピーター・ロビンソンとスタンフォード大学フーヴァー研究所の好意により、YouTubeで無料で見ることができます。ロビンソンはスティーブン・メイヤー、「新・新無神論者」の歴史家ダグラス・マレーおよびトム・ホランドと語り合います。話題は、神が存在するかどうかというより、キリスト教における何をどのように肯定するかということです。マレー (『The War on the West』) とホランド (『Dominion』) は共に、自分たちが信じていることを説明する点で名状しがたく、もしかしたら少し回避的なのかもしれませんが、簡単に言えば彼らは親キリスト教の無神論者です。彼らはいかなる種類の有神論も受け入れることはできませんが、キリスト教が私たちにとって貴重な、たとえ包囲下にあったとしても保存する価値のある文化を与えてくれた深遠な方法を認識しています。

 

 

私は、ロビンソンが彼ら二人に、『Return of the God Hypothesis』でメイヤーが提起している類のインテリジェントデザインについての科学的論議をどう考えるか語るように促してくれることを期待していました。彼は2人に、「あなたたちはこれのどれかを受け入れますか?」と尋ねてはいます。しかし、彼らはこの問題に本当に正面から向き合おうとはしません。これは残念なことです。というのも、メイヤーが指摘するように、神なき有神論は言わば「不安定で危険ですら」あるからです。ホランドのテーマは、クリスチャンの考え方は西洋にいる私たちすべてとともに永続するが、伝統に根ざさなければ、憂慮すべき方向に向かうことがあるというものです。メイヤーは、それがまさに共産主義で起こったことで、そして今は「ウォークネス」で起こっていると考えています。

時機を得た議論

この議論は、私にとって非常に時機を得たものであると付け加えられるでしょう。私も親キリスト教の非クリスチャンであり、親キリスト教の無神論者ではなく、親キリスト教のユダヤ教徒です。昨日、近日行われる実母の墓前礼拝の詳細を詰めるために、ルーテル派の牧師と彼女の教会で会うという変わった経験をしました。母は特定の宗教的信条を持っていませんでしたが、信仰心が強く、ルーテル派の背景を持つことに十分誇りをもっていたので、ストックホルムに旅行した際、自分が洗礼を受けた教会に私を連れていってくれました。彼女は洗礼盤を指差しました。最近彼女が亡くなったとき、私が礼拝の導師にルーテル派の牧師を選んだ理由はここにありました。私は、彼女 (つまり、牧師) が望む限り、伝統的な方法で執り行うように彼女に勧めました。母は喜んだと信じます。

 

とはいえ、スティーブ・メイヤーが言うように、これには、すなわち客観的な用語で「本当に起こったこと」だと肯定するわけでもない信仰を「擁護」することには、何か本質的に「不安定」なものがありませんか?そうかもしれませんね!「危険」というのはどうでしょうか?そうでないことを望みます。いずれにせよ、この非常に思慮深く、刺激的な対話をぜひご覧になってください。